アルパインクライミング

稲子岳南壁左カンテ(10/11)

山仲間と稲子岳へ。今回は唐沢鉱泉から出発します。紅葉シーズンなので平日ですが車が多いです。

風も強く、体感の気温は10℃くらい。ホールド持ってられるかなと不安が募ります。

中山峠を越えて少し下ると稲子岳への分岐が。登るので、関係者です。

取り付きまでテープが付いていますので分かりやすいはずですが、ちょっと迷いました。下山は何ともなかったので、単なる見落としですね。

9:00 取り付き到着&登攀開始。めっちゃ風が強くてめっちゃ寒かったです。

紅葉がピークになってました。2ピッチくらい登ったところで風も穏やかになって大分暖かくなり、快適に登れました。

結構高度が上がってきました。天狗と奥には硫黄岳が見えます。

マルチピッチは抜けが良いですね。山やってる感があります。

途中トラバースするところがあり、トラバースしすぎましたが、分かりやすい終了点があるので本来は迷わないはずです笑

本来の終了点ですが、直前のピッチも本来の終了点でないところでロープを切ったのでまだかなりロープが残っています。パートナーに聞いたところまだ半分以上ロープはある様子。トポには20mのピッチと書いてあるので、このまま進むことにしました。

11:30トップアウト。もう1ピッチあると思っていましたが、終わりました笑

今まで全ピッチ立派な終了点があったのですが、ここだけ無し笑 仕方ないのでその辺の岩で支点を作り、パートナーを確保しました。(もうちょっと先に進むとあるようです。今回はロープが足りなかったので。)

映えるバックとダサい後ろ姿。もっとカッコ良く映りたかった笑

紅葉が見事でした。いいタイミングで来れて良かった。

「初級」という甘い言葉に何度も騙されて痛い思いをしてきましたが、このルートは正真正銘初級のルートだと思います。登攀自体の時間も短く(2時間半ほど)、アルパインっぽく、ナチュラルプロテクションのところもありながら、しっかりしたハンガーボルトも打たれているので最後まで安心です。眺望が良いのもおススメですね。次回はまた別のルートを登ってみたいと思いました。

H

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